The SOAP BARでは固形石鹸の商品や豆知識をご紹介します。

植物由来の石鹸とは

化粧品や石鹸などを探していると”植物由来”というパッケージを見ることがあるかと思いますが、
植物由来って何となくイメージは付くけど、
具体的にはどういうことを意味しているのでしょうか。
ここでは、植物由来の意味から、石鹸との関係までをご紹介したいと思います。

植物由来とは

植物由来とは、植物を原料とする油を植物性油脂と呼びます。
この植物性の油脂を主原料とした石鹸を植物由来の石けんと呼ぶことが多いです。
洗浄成分は植物性100%という表示があり、それを売りにしている製品を見かけることがあります。
食用油の体に及ぼす影響として、植物性の油脂の方が健康にいいという情報が広がり、それが洗浄剤の原料にも取り入れられるようになったというのが本当のところです。

植物性油脂と動物性油脂とは

石けんに使用する油脂には、植物性と動物性があります。
植物性油脂ではココナッツ油、パーム油、オリーブ油が一般的です。
一方の動物性では、牛脂に馴染みがあるかと思います。
油脂というのは、脂肪酸とグリセリンが結合したもののことです。
この油脂から取り出される脂肪酸が石鹸の原料となります。

植物性油脂とは


まず植物性油脂ですが、植物の脂肪は主に趣旨に存在しています。
この植物の種子から取り出されたのが植物性油脂となります。

植物性油脂の中には、乾性油、不乾性油、固体油があります。
植物性油脂は、常温で液体のものが多いのですが、空気に触れると樹脂に似た固体に変化するものもあります。

動物性油脂とは


一方の動物性油脂は、陸の動物と海の動物の2つに分けられ性質は違います。
陸の動物から取られる、皮下脂肪や肝臓から取り出される油は常温で固体のものがほとんどです。

動物性油脂には魚の油も含まれる

海の動物脂肪は、魚油、肝油、海獣油です。酸化されやすく硬化油として用いられます。

「植物性石鹸」と「動物性石鹸」と「石油石鹸」の違いとは

石鹸は油脂を原料として「鹸化法」や「中和法」と呼ばれる製法で作られます。
油脂を石鹸にするには、溶けやすさと洗浄力が両立でき原料となる油脂が安定的に手に入れられるものでなければ工業的には作れません。
植物性油脂のパーム油や、動物性油脂の牛脂はこの溶けやすさと洗浄力という条件に当てはまるため、石鹸の材料に使用されてきました。

それぞれの特徴とは

近年、植物性原料がもてはやされていますが、洗浄力や安全性の面から見ると必ずしも植物性の油脂がすべていいわけではありません。
植物性と謳ったほうが消費者が買ってくれるため、わざわざ牛脂をパーム油に置き換えたのです。

それぞれの石鹸の特徴を簡単に表します。

植物性石鹸

泡立ちがよく、洗い上がりはさっぱりとしていて、お肌に油分が残りにくい性質を持ちます。
どちらかというと、乾燥気味の洗い上がりになる傾向にあります。
室温では液状である油脂が多く、固めるために牛脂やその他の凝固剤と混ぜて使用することもあります。
近年の植物性信仰で、人気は高まっています。

動物性石鹸

油脂の性質は、肌になじみやすくお肌の弱い人にも使いやすいです。
泡立ちはまあまあよく、洗い上がりは油分が幾分か肌に残るのでしっとりします。
油脂そのものの固まる性質を利用し、余計な添加物を入れなくても製品化しやすいのが利点です。

石油石鹸

石油石鹸は、合成石鹸とも呼ばれます。
石油石鹸は、原油からガソリンや軽油、灯油などを生成し残った油から作られる石鹸です。

この方法で作られる石鹸は、安価で大量生産しやすいので、多くの石鹸、シャンプー、リンス、ボディソープなど様々な商品が展開されていますが、
その一方で、防腐剤や増泡剤、顔料、香料などの合成物質を大量に添加するため皮膚への刺激や皮膚に残る有害物質が体内に入ることが懸念されています。

どの石けんにも利点があり、好みや皮膚の状態によって使い分けると良いでしょう。

まとめ

石けんは直接肌に触れるものだけに、少しでも安全で安心できるものを使いたいですよね。
企業のCMや消費者自身の持つイメージの変化で、香りが良いとか植物性だから安心とか「なんとなく」良さそうなものを選びがちです。
でも、原料や製法をよく見てみると本当に安全なものは明らかです。
イメージだけで選ぶのではなく、本質をよく知って賢く選択できるようになりたいですね。

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