The SOAP BARでは固形石鹸の商品や豆知識をご紹介します。

ローレルオイルとは

ローレルやローリエと聞くと、カレーや肉や魚の煮込み料理に使われているスッキリとした香りの葉を想像しませんか?

爽やかな香りだけでなく、実は食欲増進や鎮痛効果などもあるローレル。
このローレルの木の実から抽出されたのがローレルオイルですが、
食用と違ってちょっと聞きなれないという方もいるかと思います。

いったいローレル(ローリエ)オイルがどんな使い方をしているものなのか想像がつきませんよね。
ここでは身近なところに使われているローリエオイルの実力についてご紹介します。

ローレルオイルとは?

ローレルオイルの原産地は?

ローレルオイルは、主に地中海沿岸やトルコ、シリアが原産地で現在では世界各地で生産されています。

ローレルはどんな植物?

ローレルはクスノキ科の常緑の高木で、寒さには弱いながらも高さ10メートルから15メートルほどに成長します。
4〜5月には黄色い花をつけ、メスの木に暗めの紫色の実をつけます。

この木ノ実を集めてオイルを採取し、石鹸の材料として利用されることが多いです。
自生したものだけを使用するため収量が少ないので、生産地でも高価なので少量でもローレルオイルが使われていると「ローレル石鹸」と呼びます。
ローレルの熟した実を大きな鍋で水とともに火にかけ、かき混ぜながら浮かんでくるオイルをすくい取るという製法で得られます。

ローリエとローレルは同じ植物

スーパーや専門店などで目にする調味料のローリエですが、
人によってはローレルという人もいるかと思います。
似ているけどどう違うの?と疑問に持った方もいらっしゃるかと思いますが、
どちらも実は同じスパイスです。
ローリエは「laurier」というフランス語、
ローレルが「laurel」という英語やスペイン語での呼び方です。

日本ではローリエの葉のことを「月桂樹」とも呼ばれ流通しています。

ローレルオイルの特徴は?

ローレルオイルの主成分はオレイン酸

ローレルオイルの主成分はオレイン酸です。
オレイン酸は、動物性脂肪植物油に多く含まれている脂肪酸です。
ローレルの果実に由来する爽やかな香りが特徴的です。

シネオールなどの芳香成分や抗菌作用も

他にシネオール、リナロール、ピネン、ゲラニオール、オイゲノールといった成分が含まれており抗菌作用があり、古くは古代ギリシャから薬用として用いられています。
常温に置くと液体で、肌馴染みの良いオイルです。

1.8-シネオールは、ユーカリなどにも含まれており、筋弛緩作用、抗炎症作用、免疫調整作用、去痰作用、抗カタル作用、抗菌作用、抗ウイルス作用といった作用を持っています。
ローレルには、芳香成分の一つである1.8-シネオールが45~55%含まれています。

リナロールは、スズラン,アロエなどの芳香効果があり、鎮静作用、抗不安作用、血圧降下作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用があります。

ピネンは、 α-ピネン, β-ピネンがあり、松脂や松精油の主成分で芳香効果があり、森林浴効果もあります。

ゲラニオールは、ゼラニウムから発見されてた成分で、バラに似た香りを持っていて、抗真菌作用があります。

オイゲノールは、抗菌作用、抗ウイルス作用、防虫作用があり、クローブなどにも含まれています。

肌馴染みが良くに肌にも優しいローレルオイル

肌に優しいのが特徴ですが、自然のものですので誰にでも100%良いということではないので、アトピーなど皮膚の敏感な方はパッチテストなどで自分の肌に合っているかを確認することは必要です。

ローレルオイルの効果・効能は?

ローレルオイルは、含まれている成分の働きとして抗菌作用に優れています。
頭皮を清潔に保ち、フケが出にくくなります。
また肌を傷めずに洗うことができ、抗菌作用が発揮されてニキビの改善や皮膚炎の緩和などの働きも期待できます。

ローレルオイルが石鹸に配合されるメリット

ローレルオイル のメリットは?

ローレルオイルを石鹸に使うと、肌や頭皮・毛髪を清潔に保つことができフケを防ぐなどの効果が期待できるのがメリットです。
それはオイルが優れた洗浄効果を持っているためで、肌を傷めずに洗うことができ皮ふをすこやかに保ってくれます。
合成の香料を添加しなくても香りが良いのが特徴ですが、慣れるまで少し気になる方もあるかもしれません。

ローレルオイル のデメリットは?

デメリットは、石鹸として製品化するときに保存料などを添加しないことが多く、使用期限が短いことです。
そのため保存には密閉する必要があり、酸化しないようにしなければなりません。
酸化したローレルオイルを直接肌につけることは刺激になる可能性があります。

また良質のローレルオイルは取れる量が少なく高価なので、原料にローレルオイルを使ってあるとどうしても高価になります。
また、原料が高価なために製品の価格を下げるために配合量が少ないまたは、ほんの少量しか入っていないものが出回っていることです。
良質の製品を見分けるには、香りと色で区別します。

ローレルオイルは石鹸以外にどんなものに使われているの?

ローレルオイルの多くは、石鹸に使用されていますが日本では他にシャンプー・リンスやハンドクリームに使われています。

まとめ

ローレルオイルは、成分自体の持つ抗菌作用の働きで添加物の少ない製品にすることができます。
特に頭皮の清潔を保つために使用すると効果を発揮してくれるようですね。
ただし、香りに特徴があり慣れるのには少し時間がかかる人がいることや、濃度の高いオイルを直接肌につけることは肌刺激の出る場合もありうるので注意が必要です。
自然由来の成分だけで、気持ちよく清潔な肌にできるので特徴をよく知って上手に取り入れると合成の成分を少なくすることができるのがいいですね。

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